Dummy
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守り人シリーズ第三弾です。
今作は、トロガイ師に特にスポットがあてられた物語だと思います。
呪術師トロガイが主人公となっているためか、いつもよりファンタジー色が濃いです。
そいういえば、タンダの過去にものすごくスポットがあたる話ってないですね。
少しだけ、トロガイやバルサとの出会いの場面があったくらいです。
ある意味、それはそれで幸せな人生ということなのかもしれません。
今作では、舞台は新ヨゴ皇国ということで、他国の暮らしや生活が生き生きと描写されるシーンが多いわけではありません(それでもかなりありますが)。というと、「ああ、じゃあ、作者が舞台を据えて、キャラクターに絞ったのか」と早合点をされるかもしれませんが、それは違います(断言)
夢の世界の描写がとても生き生きと描写されています。
チャグムが話の要に絡んでいたのももちろんよかったのですが。
なんといっても、夢の世界、仕組み、そして内容がすばらしいです。
守り人シリーズの中では、一番、幻想色が強い作品であったと思います。
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