Dummy
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森見登美彦さんの短編集です。
京都の町を怪異が跋扈します。
というと「妖怪小説ですか」という」風にとられるかもしれませんが、またそれとはちょっとニュアンスが違う怪異であるように思います。
切なくもなり、もの哀しくもあり。けれども、どこか生なましいような傷跡があります。
迷い込んでしまった人びとのホラーファンタジー、といえるかも知れません。
はんなりホラーファンタジーとでも命名しておきます。
いづれにせよ、森見さんのいつもとちょっと違うシリアステイストを味わいたい方におすすめ。
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